一般社団法人フェムケア教育協会

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年代別の悩みと、いまできるケア

女性の身体は、ライフステージごとに変わります。それぞれの時期に起こりやすいことと、毎日できるケアの考え方をまとめました。

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監修:一般社団法人フェムケア教育協会 代表理事 小林幸子

年代によって、フェムケアで気をつけることは変わりますか?

変わります。女性のライフステージは、思春期・成熟期・更年期・老年期の4つに分かれ、それぞれ性ホルモンの分泌の変化から影響を受けます。10〜20代は月経とのつきあい方、30〜40代は妊娠・出産や多忙による負担、50代以降は閉経後の乾燥やトラブルへの備えが中心になります。年代を問わず共通するのは、自分の身体の仕組みを知り、無理のないケアを毎日続けることです。

ライフステージは4つ

時期身体に起こることケアの考え方
思春期初経を迎え、周期がまだ安定しない。心と身体のバランスも大切な成長の時期月経のしくみを知る。デリケートゾーンの正しい洗い方を身につける
成熟期性ホルモンの分泌が安定し、妊娠・出産・育児に加えて、就業などライフイベントが重なる忙しさの中でも、毎日の洗浄と保湿の習慣を切らさない。産後は回復を第一に
更年期閉経の前後約10年。性ホルモンの分泌が減り、心身の変化が出やすい乾燥や違和感に気づいたら、放置せずケアの方法を見直す。不調が続けば医療機関へ
老年期性ホルモン低下の影響が長期化し、加齢の変化も加わる皮膚と粘膜を守るケアを続ける。尿漏れなどは我慢せず相談する

出典:当協会公式テキスト第2章「女性のライフステージ」

閉経後の人生は、40年近く続く

閉経の平均年齢はおよそ50歳。日本人女性の平均寿命は87.13歳(2024年)です。閉経してからの時間が、人生の三分の一以上を占める計算になります。

だからこそ、更年期以降のケアは「年齢だから仕方ない」で終わらせず、毎日の習慣として続けることに意味があります。

出典:厚生労働省「簡易生命表」(2024年)/当協会公式テキスト第2章

年代を問わず、共通する3つ

  • 洗いすぎない。デリケートゾーンは弱酸性に保たれ、自浄作用があります。強い洗浄料でごしごし洗うと、バランスを崩す原因になります
  • 乾燥させない。洗ったあとは、専用の保湿アイテムでうるおいを与えます
  • 一人で抱えない。相談しにくい悩みほど、聞ける場所を持っておくことが、続けるコツです

出典:当協会公式テキスト第3章「腟内のpH」「腟内フローラ」/第7章

月経とのつきあい方(10〜20代・成熟期)

初経から閉経まで、月経とは約40年つきあうことになります。月経痛は月経の直前から月経中にかけて下腹部や腰まわりに起こる痛みで、日常生活に支障が出るほどの場合もあります。PMS(月経前症候群)は月経の1週間前ごろからあらわれる不快症状で、月経が始まると軽くなるのが特徴です。

「毎月のことだから」と我慢し続けるのではなく、周期を記録して自分のパターンを知ること、痛みが強い月が続くときは婦人科に相談することが、最初の一歩です。

出典:当協会公式テキスト第2章「女性が直面する健康課題」①月経

この記事は、効果や効能を約束するものではありません。症状が続く場合や強い痛み・出血・発熱があるときは、婦人科など医療機関に相談してください。

キッチンで話す母と娘(イメージ)
自宅で仕事をする30代の女性(イメージ)
ベランダで植物の手入れをする60代の女性(イメージ)

※写真はイメージです

FAQ

よくある質問

何歳からフェムケアを始めればいいですか?

決まった年齢はありません。初経を迎えたら、デリケートゾーンの正しい洗い方を知っておくことがすすめられます。何歳からでも、今日から始められます。

更年期の症状は、ケアでよくなりますか?

更年期の症状は医療の領域です。当協会の講座や記事は、毎日のケアの方法と身体の仕組みをお伝えするもので、症状の改善を約束するものではありません。不調が続く場合は婦人科にご相談ください。

産後はいつからケアを再開できますか?

産後は身体を元に戻すため、約1か月は安静と睡眠を意識することが大切です。再開の時期は産科の指示に従ってください。

※記事の内容は公式テキストを元にした下書きです。公開前に代表理事の監修を受けます。

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