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デリケートゾーンの正しい洗い方
「ちゃんと洗っているのに」という方ほど、洗いすぎていることがあります。身体の仕組みから、毎日の洗い方を整理します。
監修:一般社団法人フェムケア教育協会 代表理事 小林幸子
デリケートゾーンは、どう洗えばいいですか?
外陰部(外側)だけを、ぬるま湯と専用の洗浄料で、指の腹でやさしく洗います。腟の内側は洗いません。腟内は弱酸性に保たれ、乳酸菌を中心とした腟内フローラによる自浄作用があるためです。全身用のボディソープでごしごし洗うと、このバランスを崩す原因になります。洗ったあとは押さえるように水気を取り、乾燥が気になる方は専用の保湿アイテムを使います。
まず、仕組みを知る
- 腟内は弱酸性。健康な状態では、腟内は弱酸性に保たれています
- 腟内フローラ。乳酸菌を中心とした常在菌が、外からの菌の侵入を防ぐ「自浄作用」を担っています
- 外陰部は皮膚、腟内は粘膜。洗うのは外側の皮膚の部分だけです
出典:当協会公式テキスト第3章「外陰部」「腟内のpH」「腟内フローラ」
やりがちな「洗いすぎ」
- 全身用のボディソープを、そのまま使っている
- ナイロンタオルやスポンジでこすっている
- においが気になって、腟の中まで洗っている
- 熱いシャワーを長く当てている
いずれも、皮膚や粘膜のバリアと腟内フローラのバランスを崩す原因になります。
毎日の洗い方(手順)
ぬるま湯で流す
熱いお湯は避け、まずぬるま湯で全体を流します
専用の洗浄料を泡立てる
デリケートゾーン用の、弱酸性の洗浄料をよく泡立てます
指の腹でやさしく
外陰部のひだの間を、指の腹でなでるように。腟内は洗いません
流して、押さえて拭く
泡を残さず流し、清潔なタオルで押さえるように水気を取ります
洗ったあと、乾燥が気になる方は専用の保湿アイテムを。
出典:当協会公式テキスト第7章「洗浄」
洗浄料の選び方
- デリケートゾーン専用で、弱酸性のもの
- 香料や刺激の強い成分が少ないもの
- 使ってみて、しみる・かゆみが出るなら中止する
当協会の講座では、デリケートゾーン専用の洗浄料や保湿アイテムの選び方と使い方を、実際に手に取って学びます。
こんなときは医療機関へ
- 強いかゆみ・痛み・腫れが続く
- おりものの色やにおいが明らかにいつもと違う
- 出血や発熱をともなう
この記事は、効果や効能を約束するものではありません。症状が続く場合や強い痛み・出血・発熱があるときは、婦人科など医療機関に相談してください。
FAQ
よくある質問
毎日洗ったほうがいいですか?
外陰部は毎日、やさしく洗うのが基本です。腟の内側は洗いません。
石けんで洗ってはいけませんか?
全身用の石けんやボディソープはアルカリ性に寄ったものが多く、弱酸性の環境と合いません。専用の洗浄料をおすすめします。
においが気になるときは?
洗いすぎは逆効果になることがあります。正しい洗い方を続けても気になる場合は、婦人科にご相談ください。
※記事の内容は公式テキストを元にした下書きです。公開前に代表理事の監修を受けます。
