一般社団法人フェムケア教育協会

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月経周期の4つの時期 — 身体と心はこう動く

「なぜか今週はつらい」には理由があります。周期を知ると、自分の変化が読めるようになります。

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監修:一般社団法人フェムケア教育協会 代表理事 小林幸子

月経周期とは何ですか?正常な日数は?

月経周期は、月経開始日から次の月経の前日までの日数です。一般に28日と言われますが、正常な範囲は25〜38日です。周期は複数のホルモンの相互関係で調整され、卵胞期・排卵期・黄体期・月経期の4つの時期に分かれます。時期ごとに卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の量が変わり、身体と心の状態も変わります。

4つの時期

卵胞期

卵巣の中で卵子が成長する期間。卵胞ホルモンが増え、子宮内膜が厚くなる。人によっては下腹部の痛みや腰痛、吐き気などが出やすい時期

排卵期

卵巣で作られた卵子が飛び出し、卵管を通って子宮へ向かう。卵胞ホルモンがピークに達し、おりものの量も増える

黄体期

排卵後、卵子が受精を待つ期間。卵胞が黄体になり黄体ホルモンを分泌。子宮内膜はさらに柔らかくなる。イライラ・頭痛・食欲の変化が起こりやすい

月経期

使われなかった子宮内膜が血液とともに体の外へ。黄体ホルモンと卵胞ホルモンは減少。腹痛のほか、気分の落ち込みや疲れやすさも

出典:当協会公式テキスト第4章「女性ホルモンと分泌値の変化と月経周期」

2つの女性ホルモン

エストロゲン(卵胞ホルモン)女性らしい丸みのある身体をつくる/受精卵の着床を助けるため子宮内膜を厚くする/骨の形成を促す/感情や精神の安定に関わる
プロゲステロン(黄体ホルモン)基礎体温を上げる/子宮内膜を維持する/乳腺を発達させる/妊娠の継続に関わる/食欲が増す、いらいらしやすくなる

女性ホルモンはバランスがとれていることが大切で、多すぎても少なすぎても健康に影響が現れます。

出典:当協会公式テキスト第4章「女性ホルモン」

ホルモンはどこから出るのか

  1. 視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)が分泌される
  2. 脳下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)・黄体形成ホルモン(LH)などが分泌される
  3. 卵巣から卵胞ホルモン(エストロゲン)・黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌される
  4. ホルモンの濃度を脳で調整する

脳と卵巣と子宮の連携で、毎月の月経は起きています。

出典:当協会公式テキスト第4章「女性ホルモンの流れ」

周期を知ると、できること

  • 黄体期に予定を詰めすぎない、月経期に休みを確保する、といった調整
  • 「今週つらいのは黄体期だから」と自分を責めなくなる
  • 周期が25日より短い・38日より長い・ばらつく状態が続くときに、相談の目安が分かる

記録のつけ方は 月経痛とPMSの違い、記録のつけ方 を参照してください。

年代で変わるホルモンの量

2種類の女性ホルモンは年齢によって分泌量が変わります。思春期に月経が始まると月経不順や月経困難症などのトラブルが起こる場合があり、性成熟期には子宮内膜症や子宮筋腫といった女性特有の疾患が現れることがあります。卵巣の働きが急に低下しエストロゲンが減る更年期では、更年期障害で悩む女性も少なくありません。

出典:当協会公式テキスト第4章「年代別に見た女性ホルモンの量」

この記事は、効果や効能を約束するものではありません。症状が続く場合や強い痛み・出血・発熱があるときは、婦人科など医療機関に相談してください。

FAQ

よくある質問

周期が毎月ずれるのは異常ですか?

正常な周期は25〜38日で、多少のずれは珍しくありません。範囲を外れる状態が続く、ばらつきが大きい場合は婦人科に相談してください。

排卵日は分かりますか?

基礎体温の記録やおりものの変化が目安になります。正確な把握は医療機関の検査によります。

黄体期の不調は軽くできますか?

医療の領域で、当協会が軽減を約束することはできません。予定の調整や休養で過ごしやすくする工夫はお伝えできます。

※記事の内容は公式テキストと公開情報を元にした下書きです。公開前に代表理事の監修を受けます。

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